今日からできるいい眠り2、なぜ人は眠るのでしょうか?

 

いい眠りしていますか?今日からできるいい眠りのためのレポート2

 

                 作成、問合せ  小池ふとん店

 

 

 

人はなぜ眠るのでしょうか?

 

 

 

 ところで、人間は眠らなくてもいられるのでしょうか?

 

眠らない時間を「断眠時間」といいますが夜更かしや徹夜などでご存知でしょう

 

この断眠時間が長くなればなるほど、眠気は強くなり深い眠りが得られます

 

からだが不足したねむりを取り戻そうと頑張る仕組みになっているからです

 

逆に【寝だめ】はできません

 

明日は夜遅くまで働かなくてはならないから今日のうちに しっかり寝ておこうと

 

思っても、簡単には眠れません

 

また寝たとしても眠りは浅く、睡眠としての効果は極めて悪くなります。

 

眠りは本来「長く起きているから寝る」というのが基本ですから、

 

寝だめすることが不自然で、ありえない行為なのです

 

 

 

 眠らないとどうなるのでしょう

 

 では人間は眠らないとどうなるのでしょうか?

 

1964年のアメリカで行われた公式な実験結果では

 

264時間12分(11日間)があります。

 

でも4日目にはすでに体が震え、無表情になったそうです

 

現在はこうした実験は生命の危険が伴うので行われておりませんが、

 

人に眠りが必要かということを如実に示しています

 

日常でも、眠りが不足してくると、急場しのぎの眠りが

 

秒単位で頻発するようになります

 

たとえば、気が付かずに居眠り運転していたとか,

 

立ったままで寝ていたとか、居眠りしながら食べていたとかと

 

いうのも、こうした現れです

 

その場しのぎの眠りが頻発するのは、生命を維持しようとする

 

適応機能が働いているからだと考えられています

 

私たちは眠りのことをどこまで理解しているでしょうか?

 

 

 

 1960年には8時間24分だった睡眠時間が、

 

2010年には7時間14分まで減少しています。

 

10時には寝ていた人は66%いたのに、

 

2010年にはたったの25%だけになってしまいました

 

NHK放送文化研究所、2012年資料より)

 

 

 

 また「眠り」は日常的に様々な言い伝えがあります

 

例えば「眠っている暇があれば・・」や「寝る間を惜しんで・・」かと思えば

 

「 一晩眠って考える・・」などと使います

 

一方「睡眠は一日8時間が基本とか」「昼寝は怠け者の証拠」や

 

「寝酒でよく眠れる」「長時間寝るほうが健康に良い」

 

挙句には「45落」などの厳しい言葉やいろいろな言い伝えがありますが、

 

これらは睡眠にとって本当のことなのでしょうか?

 

現代、様々な生活スタイルがあり、誰もが同じ条件ではなくなっております

 

 

 

 仕事が夜型や不規則な人は睡眠が十分に採れていないかと悩んでいませんか?

 

生活が多岐にわたり一人一人が異なる中で、

 

いい睡眠をするにはどうしたらいいのでしょう?

 

ご自分の生活スタイルを見直し、睡眠のメカニズムや効用を正しく認識できれば、

 

もっといい睡眠ができるはずです

 

 

 

睡眠時間と覚醒時間のバランスが眠りの量と質をコントロールします

 

 

 

次のレポートでは、最近発表された睡眠の正しい見識をまとめてみました。