いい眠りをしていますか?今日からできるいい眠りレポート3
日常生活で気をつけたい快眠の心得十か条
その一;規則正しい生活リズムを作ろう
●眠りのメカニズムを知ろう「体内時計」
人間には24時間の生命【体内】時計があり、
からだの全てがこの時計に同調して動いています。
このリズムが崩れると時差ぼけなどを起こし寝つきが悪くなります。
熟睡感が失われ、からだに変調が起きます。
快眠の為には規則正しい生活リズムを作ることです。
眠る時間と起きる時間が毎日同じことが快眠生活といえます。
でも現代なかなかそのようなわけにはいきませんね!
もともとこの体内時計は25時間周期になっていまして、
それを24時間周期にリセットするのは朝の太陽の光なのです。
暗いうちはじっとして動かず、明るくなって活動を始める!
動物や原始の人間なら当たり前の行動です。
現代人は光革命以降昔のような生活スタイルだけでは生きて
いけなくなりました。ましてITの発達や世界が24時間活動になり
昼夜の区別なくお仕事をされる人が増えています。
いい睡眠をとるには難しい環境になっています。
日常的にはたとえ残業があっても、急な仕事などで寝る時間が
遅くなったりしても、起きる時間だけは同じにしましょう。
朝は体内時計のリセットをする重要な時間です。
休日だからと寝坊したりすると月曜からの仕事に響きます。
突然死、過労死が多いのは月曜日です。
休日でも起床時間は平日と同じにする。
それが快眠の為の第一ステップです。
●1日の眠気の推移
24時間の体内時計【サーカディアンリズム】のほかに
12時間ごとに繰り返される【セミサーカディアンリズム】があります。
これは夜の睡眠時間の真ん中あたりから、12時間後に眠気が
あらわれるというものです。
昼食後の1時から3時あたりに覚える眠気はこのリズムによるもので、
満腹感や前日の睡眠不足とは無関係に現れます。
ちなみに日中の交通事故がこの時間帯に集中していることも
眠気とは無関係ではありません。
最近の研究では、この時間帯に仮眠、15~30分位の昼寝を
したほうが、仕事効率が良くなると報告されていて
取り入れている企業が多くなっています。
●ぐっすり眠りすっきり起きる
いい眠りとはと聞かれたら、
「すぐに」「ぐっすり」眠れて「すっきり」目覚める!!と答えます。
思えば子供の頃の眠りはこのようでした。
眠りのメカニズムには、テレビなどでご存知の
「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」があります。
浅い眠り「からだの休息」と深い眠り「脳の休息」ともいえますが、
一晩にこのリズムが交互に繰り返されて眠りを行っています。
この就寝と覚醒のリズムが規則正しく繰り返される
ことが快眠につながります。